京都三条寺町、アパレルショップの坪庭。
最初にお話しを頂いた時に、クライアントからイメージ写真を一枚頂いた。
また、店内はナチュラルな左官の壁、坪庭手前のフィッティングルーム横の床は木質ヘリンボーンになるという事だった。
それらを踏まえて、「和を感じさせながらもシンプルに。」「自然体な現代和風」「少ない要素」「適度な潤い」・・・そのようなイメージが沸き上がった。
事業物件なので予算の上限のある中、洗練された内装デザインにしっくりくる自然体な和風坪庭を目指した。また、年中綺麗な状態が保てるように、メンテナンスが出来るだけ簡単になるようにも配慮した。
コハウチワカエデは、2階の窓からも見えるよう、高さ3m超の片流れ樹形を選定している。
囲まれた空間なので、少しでも光合成しやすくという意図もある。
足元には、日陰でもよく育つ常緑のフッキソウ。砂利の部分は歩くこともあるという事で、歩行感が良くなり、足跡が出来にくい砂利安定材グラベルFIXを敷いている。
plan | PANTALOON、藤原・室建築設計事務所 |
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