築90年の長屋を、賃貸ハウスとオーナーの事務所へ。長屋の二戸分を一軒の賃貸ハウスにリノベーション。すでに第一入居者が居り、その方の要望を聞いて計画し、オーナーに承認を得るという形で、進めていった。
賃貸ハウスは、窓が、床からの高さが40cmという現代の暮らしには少し低すぎる位置にあった。また、要望で、キッチンを中心とした部屋がいいという事があり、キッチンを一段下げて、ダイニングの座っている人とキッチンに立つ人が同じ目線になり、カウンターとダイニングテーブルを繋げ、人が集まったときにホストもゲストもワイワイと料理しながら喋れる空間をイメージした。
LDKの横はワークスペースと収納兼寝室で、住まう人によって自由に使い方を変化させられるよう、あえてオープンな空間とした。また、LDKとワークスペース兼寝室は大きな二枚の引き込み戸で仕切られており、全開するとリビングスペースとワークスペースが繋がり、よりフレキシブルに使う事が出来る。
洗面・UBに行く廊下は暗くなるので、壁はくもりガラスとし、造作の洗面台の上下には明り採りにFIX窓を設けた。ほんの少しの採光だが、有るのと無いのでは全然気分が違うと、好評だった。
エリア | 兵庫県篠山市 |
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プラン | 既存○○○LDK→○○○○○○ |
リノベーション面積 | ○○○㎡ |
構造 | ○○○造・○○○階建て |
家族構成 | ○○○ |
築年数 | ○○○ |
費用 | ○○○ |
BEFORE